宅急便 カミSamaに熾られた日:紀元前52日

 「ねぇ あんたぁー」カミSama 猫なで声

「うーん?」

「ちょっと 出かけてくるから

宅急便 来たら 受け取っといてぇー」

「ほーい」

「いってきまぁーす」

「いってらっーひゃい」

まぁ 11時ごろまで 宅急便こないやろぉ

オーディオでも聴いと ろ っと

おおー もうこんな時間かぁ

腹 減った

ドタドタ

うーんよしよし 誰も来とらん

今日もスパだなぁ

あー よく食ったぁ

トイレ 行きたい

うんこらっしょ っと

なんか音がする 嫌な予感

アセ アセ 汗 汗

バタン! ダダダダダッ

うっ 赤い車 ブブブブー

「ただいまー」

「おかぇ りー」

「なにこれ? なんで不在通知が?」

「待ってんだけど トイレに...」

「もう! 信じられん!」

エンエン ビェーン⁉